外壁の穴の補修方法を解説【小さい穴の場合と大きな穴の場合】

一軒家やアパート、マンションの外壁にできてしまった「外壁の穴を補修」する方法について解説します。

外壁の穴は経年劣化だけでなく、外壁の手抜き工事や、台風などによる飛来物のダメージ、エアコン・防犯カメラなどの住宅設備設置など、さまざまな要因で起こりえます。

穴が小さいからといってそのまま放置していると、雨漏りや家屋の痛みに繋がるため早急に対応しましょう。

外壁の穴は大きさにより、補修方法が変わってきます。

外壁の穴の補修:とても小さい穴の場合

外壁にできた穴がねじ穴程度の小さい穴(ピンホール)である場合は、大がかりな工事をせずとも、ホームセンターで購入できるアイテムで、自分でDIY補修可能です。

ご自身で外壁の小さな穴を埋める場合に必要なのは、コーキング材。

コーキング材とコーキングを打つためのコーキングガンはホームセンターでも購入可能です。コーキングによる補修を行う場合の費用は数千円程度を見ておけばよいでしょう。

外壁にできたネジ穴以上の大きさの穴(1㎝以上)であれば、パテを用いて補修するのも有効的。パテは外壁のタイプによって使い分けが必要ですので、商品の取扱説明書をしっかり確認して、外壁の材質にあった充填剤で穴埋め補修を行ってください。

※注意※
小さな穴といえど深部に雨水がしみ込んでいる場合などは、目に見えない壁の内部で腐食が進んでいる可能性があります。コーキングやパテによるDIY補修はあくまでも小さな穴の応急処置的としてお考えください。

外壁の穴の補修:大きな穴の場合

パテではとても埋めきれないような大き目の穴は、外壁塗装やリフォーム工事の専門業者に依頼しての修繕が推奨されます。

大き目の穴の場合、外壁のひび割れや腐食など、カベ全体の劣化が気になるところ。外壁が劣化すると、建物そのもののバランスが崩れ、家屋の耐久度も落ちてしまいます。

外壁補修の専門業者であれば、穴の状態に応じた修繕道具や資材を保持しています。

穴の状況や外壁の劣化状況によっては、高圧洗浄、下地のやり直し、塗装施工が必要になるため、外壁の大きな穴は補修のプロに任せるのが安心です。

外壁は、ちょっとした穴でなくとも10年に一度は全体的な塗装が必要だといわれています。家の耐久年数を長くし、大切な家を守るためにも、外壁の穴やひび割れなどが起きた場合は専門家に相談しましょう。

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